長野からJリーグを目指す
AC長野パルセイロ観戦記

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AC長野パルセイロ SPECIAL LINKS - パルセイロのリンク集 

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JFL元年の部


12/12

12/10 SAGAWA SHIGA FC 2-1 AC長野パルセイロ@佐川守山 観客1,023名

大企業チーム、自前のスタジアム。

絶対に勝てると思っていた。やる気満々のスタートも、いつしか佐川のペースに。失点の時間帯は集中が落ちてしまったように見えた。二失点を喫した直後にスタンドは勝利への欲望が爆発。スコットランド二部リーグくらいの盛り上がり、鼓舞を見せたのであった。野澤の根性のゴールをはじめ、試合終了までファイティング精神全開で押したが及ばず。悔しく残念である。

佐川GKに謎のイエローカード、向いの幻のゴールもあったが、佐川はミスが少なく、フリーキックの精度が脅威であった。

準優勝という結果を残したチームの体力、集中力、持続力をおおいに労い、盛大な拍手を送りたい。北信越の時から1ランクステージが上がってもいけると思っていたので「一年目だから云々」という視点は持ち併せておりませんでした。こちらはJFLの試合開催ペースにヒィヒィ言いながら、対戦相手の事もろくすっぽ調べずにせわしなく観戦していたという一年であり、総括とまでは至っておりません。

parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro parceiro

翌日ファン感謝祭へ。ミニゲーム、パルセイロ・カップに参加しました。

今まで国内有数と誉れの高い南長野の芝生で遊ぶ子供らを指をくわえて眺めるだけだったのだが、遂にピッチに立つ事ができて感激。このピッチに立ってみたいという大人がどれほどいたことか。

我がCチームは土橋、富所を擁するエレガントな布陣。自陣ゴールをガッチリ固める土橋からの長短織り交ぜたパス、素人を容赦なく抜き去る富所のドリブル突破を軸にアッチャコッチャ動きまわり、おおいに盛り上がる。これはもう、最高に楽しい!

籾谷・塚本率いるBチームとの天王山は試合前の関西人二人の野次にやられてしまった。大島チームにもやられてしまった。パルセイロDF陣はなかなかしぶといわ。コンビネーションを磨きあげ、来年は優勝したい。

WE LOVE YOU PARCEIRO YES WE DO !
12/5

12/4 AC長野パルセイロ 3-1 FC琉球@南長野 観客3,075名

3,000人収容時のハーフタイムにおける南長野のデザイナーズ・トイレは悲惨極まる混雑である。

試合です。今までの経験から前半は風上を選択するだろうと思っていたが、コイントスはどうだったのだろうか。先週沖縄に行ったサポーター曰く、「琉球は修正している」とのことで、琉球GKのファウル〜宇野澤のPK成功がなかったら苦戦していたのではないか。3,000人越えのホームでの逆転勝利結果は満足ではあるが、山ほどあった得点機に冷徹な決定力を見せつけてほしかった。

FC琉球サポーターは乾布摩擦を思い起こさせる上半身裸で応援していたが、パルセイロゴール裏にも1名の「熱き裸人」が対抗していたことを記しておきます。(決して怪しい人ではありません。)

次週いよいよ最終戦。Jリーグ志向の諸チームが予想外にグズグズしていたというJFL初参戦年の印象ではあるが、ひとつ抜けて最後まで首位に喰らいついたシーズンであったという事実を確定すべく、勝ち点3を奪いに滋賀県に乗り込む所存である。

飛脚の尻に長野獅子の牙痕を刻む!

11/24

11/23 ブラウブリッツ秋田 0-2 AC長野パルセイロ@秋田県仁賀保市 観客815名

午前3時に長野を出発。山形県は風光明媚な海沿いを行く、おつな国道7号線である。
途中で立ち寄った道の駅の食べ物/海産物の充実ぶりは、何を食っても胃もたれ必至の高速SAの比ではない。朝から刺身を出している店もあったとかで、こたえられない。

10:30に試合会場に到着。快晴の空の下清々しくそびえたつ鳥海山を背景に、郷土色を打ち出した飲食屋台が立ち並び、秋田まで来たという実感が湧く。

会場は元々は野球場であり、かつてのライト〜センター間にかけて観戦スタンドが設置されている。ピッチが近く選手の躍動が間近に感じられ、応援のしがいのある会場である。

ホームで積極的に攻める秋田が絶好機にシュートを外しまくってくれたために助かった。最後列からのパスを突っ込まれ、ボールを失う危険な場面もあった。

後半は、ほぼパルセイロが支配。パスを受ける技術が高い藤井を経由し、目の前で流れるような攻撃が繰り返される迫力に、スタンドは盛り上がったのであった。

秋田から3日後に沖縄に行くとは、ヤリ手ビジネスマンのようなスケジュールであるが、是非とも勝ち点3を頼みます。

未踏の石垣島から3年、沖縄県で勝利を!

11/21

11/20 AC長野パルセイロ 0-1 SAGAWA SHIGA FC@南長野 観客3,309名 

秋田戦後、INC「あいぷらざ」ののインタビューでSAGAWA戦に向けてウハウハ顔・マナコランランの監督、宇野澤に並ならぬヤル気を感じ取ったのであったが、開始早々のアウェーMIOびわこ戦を思い起こさせる失点が痛すぎた。慌てていたのか、パスミスも目立った。

ボールは支配していたが、「1点先に取っちまえばこっちのもの」というSAGAWAの守備に相対するには迫力不足!の攻撃であった。向の密集突破は惜しくもPK判定とはならなかったが、ほぼ満員のホームでの首位争いで相手に脅威を与えるチャレンジ、思い切りのあるプレーがあれだけだったのは物足りない。

とは言うものの、いつも選手のアップ時にこさえる下地(選手への応援)がビエイラ・カップの表彰式と重なってどうにもならんかったのは少々心残りである。

秋田さ行ぐ!

11/14

11/13 AC長野パルセイロ 4-1 ブラウブリッツ秋田@南長野 観客2,402名 

スタジアム建設署名は86,551筆を達成し市長に提出、チームは首位に肉迫の連勝中、天気は快晴。なのに3,000人越えに届かない南長野である。

一発目でガツンと喰らわせ、二発目も決まった後、センターバックからの不安定な配球が再三相手に渡ってしまい、「屈強なゴールマシン」といった風体の松田選手に突破され失点。松田選手の裏に必ず詰めていた選手へのマークも甘くなっていたが、リードで前半を終えることができた。

後半、藤田が復帰登場。

アウェーMIOびわこの敗戦後に「俺が流れを変えます」と言っていたが、リードの展開に「流れを変えろ」とも声をかけられず、もどかしかった。
藤田、栗原のシュートも得点にはならなかったが、周りからいいタイミングでパスが入っており、大典と並んで3人衆のゴールへの欲求が高まる。90分通しの映像が欲しい。

ラスト5試合に向けてギラギラと睨みを効かせた一戦であった。南長野も残すところ2試合。

次節、首位叩き。勝利を満員の南長野で!

11/4

11/2 AC長野パルセイロ 1-0 カマタマーレ讃岐@南長野 観客1,088名 

試合前に讃岐サポーターの方と会う。前泊して信州の地酒を味わったとのことである。観客増員は苦労している、ビラ配りなど地道にやっていくしかない、丸亀陸上競技場はわずかな改修で即J基準に合致する、本当は海辺のサッカー・ラグビー場が改修できればいいのだが、ナイター時は沖の漁師さんが灯台と区別がつかなくなってしまいアウト、などなどを聞きました。

中二日のホーム連戦に町田戦の疲労を引きずるサポーターが多数。見ている方も疲労しているくらいだから選手は尚更であろうが、試合が始まると両チームとも集中力が高い。讃岐は昨年と違い、攻めるチームに変貌していた。J2昇格を眼中に入れた上での試合であるので当然か。ともかく、「ほわっつ?」なジャッジにメイン・バックスタンドがおおいに湧く、エキサイティングな平日のランチタイムである。

手数をかけずに攻撃のスピードが速まり、決定機を確実にものにした。讃岐も運動量をキープし続け、またも長い時間との戦いの末の勝利。これで讃岐は苦手相手ではなくなった・・・!
だが、町田戦同様に後半相手守備が手薄になった時は、なんとかシュートまで持って行って欲しいと思い続けている。

次節の相手ジェフリザーブズもしぶとく、パルセイロもカードや怪我の選手も多い中ではあるが、上手く連携して乗り切ってくれるであろう!

3連勝で帰ってきてちょーだい!

10/31

10/30 AC長野パルセイロ 1-0 町田ゼルビア@南長野 観客2,101名 

町田サポーターの皆さんから譲り受けた署名ボックスの大活躍もあり、当初の目標を上回るスタジアム建設署名が集まっているという昨今であります。

1ケ月の沈黙後、13戦無敗の時よりも自信に溢れ、見応えのある試合であった。藤井の得点はボールを受けた瞬間に「慌てたか?!」と冷や汗が流れたが、無事ゴール・イン。

後半40分以降が長い試合だった。町田は長崎、HONDAと同様にパス回しが速く、ボールを止めるのも正確であったが、後半の1/2は明らかに疲労していたので繋いでゆけば追加点の可能性もおおいにあった。
スピードと正確性は落ちてくるのは承知しているつもりでも、どうしても欲張りになる。あと、シュートのタイミングがもう少し早ければいいんでないかと欲が出る。

それでもパルセイロの実力、JFLでの立ち位置といったものがしっかり伝わる内容で、勝利の実感もひとしおである。こっちも10月中ずっと風邪ひいてグスングスンしてたのがやっと治ったので、チームも具合がわりい時期もあったのだろう。レッツ・オンド・アゲインである。

しかし、どうにも眺めが悪くてよくわからん。こういう試合は自慢の建屋からの映像でゆったりと見直したいのものである。そうは言っても、

たまにゃーゆっくりと昼飯でも、
うどんを食いに南長野へ行きまへんか!

10/24
10/22 MIOびわこ草津 3-1 AC長野パルセイロ@布引グリーンスタジアム 観客413名 

失点があまりにも簡単であり、その度にグレそうになったが「滋賀県まで来てサツバツとした心持ちでいる意味もなかろう!」と更生し応援した。ロスタイムは4分あり、引き分けの可能性も十分にあった。しかし終わった後には何の言葉も出なかった。

初期に特徴的だった複数で囲って奪い取る、連動の末にボールを収めるという粘りの形が見られない。決定的センタリングに何度も持ち込んでいるのだが、合わせようとする選手が端っこにしかおらず、得点がムズカシイ。真中で「ドカン」と突っ込む選手が欲しい。つまり枚数が足りないということか。

冨岡のゴールも威勢のいいシュートではなかったけども、打たなければ入らない。入っちまえばこっちのもんだ。

監督が言う「選手が考えなければ」というのも全くの道理であるのだが、パルセイロ・ファンによる選手バックアップも必要だと感じた次第である。町田戦は思いっきりやってちょーだい!


10/17

10/16 カマタマーレ讃岐 1-0 AC長野パルセイロ@香川by(有)ルーツ提供映像他

バスツアーで行く気満々であったが、公共の日程事情に整合できないおそれが増大したため直前で断念。

試合開始直前に遠い敵地で長野サポーターが掲げる"KING of 麺類"のゲートフラッグ画像をツイッターで発見し大変に盛り上がり、用意した昼飯の讃岐うどんを一気に胃袋へ流し込んだのであったが・・・。

先ほど(有)ルーツさん提供の映像を拝見することができたが、失点場面はこないだの天皇杯松本戦と同様に「如是姫(にょぜひめ)のカタチ」と呼ばれるサッカー興行とは無縁な、ほんわかと慈悲深いものであり、煙草がスッパンスッパンと進む。

次節MIO草津戦は必ず参戦する所存である。


10/2 
2011年JFL 第27節 (第22戦目)
AC長野パルセイロ 0-3 ツエーゲン金沢@南長野 観客3,007人

公式戦ではパルセイロ初観戦であった2007ホーム松本戦以来のボロ負け。6月のアウェーHONDA FC戦でどういうわけか回避されたJFLの洗礼を今回金沢に喰らった。それでも13戦無敗でいたということは大したものであった。

ファースト・シュートが相手より遅いのが気にかかる。開始早々一発目のシュートをスピーディーにガツンとやられ、守備からリズムをつくっていくというまでもなく、立て直しが効かなかったという印象。あとは・・・レフリーめ。

やられっぱなしではあったが、後半の素晴らしいリズム&パス回しからの高野のシュートまでの連携はピカっと光った。まことに惜しい。

長崎、HONDA、金沢、と上位陣においては二巡目ともなれば本領発揮というか、試合にかける気力の充実も含め、グンと強さを増しているのがわかる。次回ホーム町田戦もタフな試合は必至と予想される。

まだ11試合もある。本当の踏ん張りどころはこれからであり、現在の順位だけを頼りにしていては選手のバックアップはできない。

讃岐公式ツアーに申し込みする予定ですが、弾丸ツアーとはいえ地の店でうどんを食えることができれば最高である。また、これからは南長野も午後は北風が強くなってくるので熱燗の販売を切に希望する所存である。

1/34 すてっぷ・ばい・すてっぷ!

9/20

9/19 
2011年JFL 第25節 (第20戦目)
横河武蔵野FC 0-2 AC長野パルセイロ @武蔵野陸上競技場 観客1,141人

近所の飲み屋のツアーにて東京に出発。時間があらば吉祥寺駅前のオープンスタンドで一杯ヒッカケようと目論んでいたが叶わず。
武蔵野陸上競技場は住民の生活空間に密着した立地環境が素晴らしい。近所の店で昼食を済ませてから競技場へ。

メインスタンドのパルセイロ観戦エリアでは裏の木立が終始陽の光を遮ってくれており、涼しく観戦できた。ボランティアスタッフの方によると、ここは風通しが良く、10月半ばを過ぎると寒くてたまらんということであった。

公式戦では北信越リーグのグランセナ・スタジアム以来の鳴り物なし会場であったが、こういうのも好きです。

先日のホーム、HONDA FC戦のような中盤の潰し合いからお互いのパスミスを誘発するという、ピキパキの試合ではなかった。漸く疲労のピークを乗り越えたか?!パスミスが少なく、伸びやかな動きっぷり、シュートのタイミングなど試合を通してストレスはほとんど感じなかった。二点目を呼んだ寺田のパスカットからの一連の攻撃スピードがたまらんわ。ただ、2得点目以降に横河武蔵野イレブンの疲労が目立った割には最終ラインがちと下がり過ぎではないか、という印象を受けた。

タイトな試合が続くJFL、次節アルテ高崎戦は現地へ行けずキンチョーの土曜。頼むで〜!

Marching and Marching On AC NAGANO PARCEIRO !!



8/29

8/28 
2011年天皇杯
AC長野パルセイロ 1-1 松本山雅FC@アルウィン 観客8,782人


今年はよっぽど近所の飲み屋でテレビ観戦しようと思ったが、迷った挙句バスツアーに滑り込み参加。

試合後のインタビューも含めて「一体どこがニュートラルなんだ」というアルウィンで、松本盛り上げ祭りに毎年出掛けているようなものである。

非情な冷徹さをもって90分で決めて欲しかったが、それができない。
得点プレゼントをしていては、どこが相手でも勝てない!

先制後は相手を松本から「時間」に切り替えていればよかったのではなかろうか。「時間との戦い」である。滞空時間の長いボールをボカーンと蹴り上げるだけでも余計な時間を潰すことはできる。
PKはおまけなのでどうでもいい。

これからのリーグ戦では相手に恐怖を与えるプレー、PA付近で攻撃のスピードアップ、突っ込みをどんどん披露してほしい。

BOING BOING AC NAGANO PARCEIRO !"
(ウエストブロムのチャント拝借)

8/22

8/21 
2011年JFL 第23節 (第18戦目)
AC長野パルセイロ 1-0 アルテ高崎@南長野 観客1,703人

試合前に今まで集めた署名を南長野のチケット売り場横のブースに提出。選手のためにも素早く最低ライン4万人は達成して前進していきたい。

「AC長野パルセイロ公式イメージソング」のお披露目は演奏と歌が違う所から出力されていたとしか思えず、ビシッとミキシングされていればもっと盛り上がった。南長野備え付けのPAシステムがどーにもショボい事は分かっていますが、シンガーSHIKIさんが少々かわいそうであった。これっきりとは言わず何回でも歌ってもらいたい。

中3日の試合で、かつホームで結果が出たことは喜ばしい。上背のある高崎相手に決定機は多くはなかったが、どんな形であろうとも取れる時に点を取り、勝ち切る。だんだんしぶとくなってきたぞ〜。

来週は天皇杯。

キング三浦カズのシザースvs籾谷を絶対に見るぞ !!

8/18

8/17 
2011年JFL 第23節 (第17戦目)
ツエーゲン金沢 1-2 AC長野パルセイロ@金沢市西部緑地 観客1,615人

金沢戦は楽しみにしていたカードのひとつだったがどーにもこーにも日程が合わず、バスターミナル会館へ。
PVは予想以上の人出で盛り上がり、夏祭りのような素敵な企画であった。
このようなイベントが催行される中で勝利したことは大きい。会場の雰囲気から、何か新しいものが生まれたような気がした。

それにしても選手の頑張りを見て、集めた署名はズバズバ提出していかないとマズイ!と感じた。

次節の対戦相手のアルテ高崎は順位は下位ですが、まったく侮れない。タフな試合が予想されます。泥臭い勝ち試合を続けてほしい。

Marching On AC NAGANO PARCEIRO !!

8/1

7/31 
2011年JFL 第22節 (第15戦目)
AC長野パルセイロ 0-0 V・ファーレン長崎@南長野 観客2,155人

連勝・ホーム勝利。しかも次回のホーム試合は3週間も先のアルテ高崎戦ということで、真夏にホーム勝利の祝杯を上げられるのは今日しかない!と、必勝を期したが叶わず。

島原での長崎の出来は参考にはならない、今回は相当厳しい試合になるだろうと予測した。

長崎もボールを繋ぐサッカーで、ボールの奪い合いが激しい。そりゃそうと前節、ユアテックスタジアムを体感したせいでゴール裏からの眺めがきつい。

ロングボールに宇野沢が頑張って追いつくも、味方人数が揃わずに攻撃スピードが減退。シュートまでには苦心させられており、試合を通して得点するのが非常に難しく見えた。
最近の攻撃は相手の研究もあるのか、少々壁にぶち当たった感はあるが、早々に突き抜けてくれるだろう!

決定機は長崎が上回っており、特に山内選手のマラドーナ級のドリブルの素晴らしさにはマイッタが、抜かれてもカバー、カバーのDF陣が執念のドリブルストップ。サッカー興行らしい雰囲気が南長野に生まれた。

ホーム試合では最上級にタフな試合であった。点が取れないこともある。ならば無失点でいることが大事。ホームで勝てなかったのは不満だが、あれだけのピンチに粘りまくったガッツを肴に真夏の夜の酒を酌んだ。

※試合後、島原でお会いした長崎サポの皆さんに会う。長野で美味い信州蕎麦とおやきを食されたとのことで、嬉しいかぎりです。話を聞いているうちに、こちらが旅情に浸ってしまった。

宮崎で勝ってきてくれ!たのんます。

7/25

7/24 
2011年JFL 第21節 (第14戦目)
ソニー仙台FC 0-2 AC長野パルセイロ@宮城県仙台市ユアテックスタジアム 観客809人

JFLに参戦し、はや14戦目。去年までだったらもう試合終わりである。

あちこちに先日の地震によるコンクリート剥離痕が残る仙台泉区である。
ユアテックスタジアムは全スタンド屋根付き専用球技場もさることながら、普段の生活環境に密着した立地が素晴らしい。


観客にはメインスタンドのみを解放。灼熱地獄に晒され、風雨に晒され、朦朧と観戦するのが常である我々にとって、天国のような場所である。
スタジアム実物を体感するだけでもおおいに価値があったと思う。


両チームのエンブレムが誇り高く輝く。電光掲示板もかっちょいい。

試合に先立ち、ソニー仙台サポーターへ南長野で集まった募金を手渡すセレモニーが行われ、東北の現状をわずかでも実感することができ、仙台で試合が出来る事に感謝したのであった。

試合に関しては、
・GK加藤のスーパーセーブが板についてきた。できればあんまり見たくない。
・もっと得点できた。特に前半、高野必殺のディープ・エンドからのクロスは決めねばなるまい。
・後半の15分頃に仙台全選手の運動量が瞬間的に落ち、前方にボールを繋げば得点必至!という時間帯があったが、右サイドの狭いエリアでパスミスを奪われ、抜け出た相手選手を大島がイエロー対処せねばならなかったのは余計であった。
・その後、MFからライン全体が下がってしまった。
・しかし前線への配球は的確であり、広大なスペースで藤井がやりたい放題に躍動していた。

どんな得点でも入ればいい!それが大事!パルセイロ・サポーター歓喜の歌声がユアテック・スタジアムに響き渡った。試合後、寺田に訊いてみるとハテナ顔であった。

陸路とは言え、バスで往復14時間の大移動であった。用事で「仙台日帰りで頼むわ!」と言われても自走では絶対無理であろう。

次節 南長野で夢の薄暮開催 真夏の夜の美酒を我が街に!

7/18

7/17 
2011年JFL 第20節 (第13戦目)
AC長野パルセイロ 0-0 佐川印刷SC @南長野 観客1,570人

まずは、世界の常識をひっくり返した日本女子代表の世界制覇。提灯行列ものである。バドゥ・ビエイラさんがよく言っていたサプライズをもたらすサッカーではなかっただろうか。

また、日本サッカー界の伊達男、元祖レッドダイヤモンズ監督であり、なんとパルセイロのシーズンチケット・ホルダーでもあった森孝慈さんがご逝去され、お悔やみ申し上げます。

我等がパルセイロが勝っていれば間違いなく24〜48時間ノンストップの酒浸りとなっていたはずである。

西京極での佐川印刷戦後に公式ホームページ(だったかな?)に掲載された、ゴールをわずかにそれた塚本シュートの瞬間を捉えた画像、その動かないボールに、「えい!えい!入れこのやろ!」と、マウスを力いっぱい握り締め、ポインターを何度もずらした、あの無念をどう忘れろというのか。

佐川印刷SCは声がよく出ていて、「行け/行くな」の伝達能力が素晴らしい。
GK加藤の声が野澤ばりのハイ・トーンであったなら・・・。と思ってしまった。

またもホームで武蔵野戦並みの×(ばつ)試合であった。とっとと人数を集めて守備を固める相手にスピード変化もつけず、相変わらずPA外で欲望なきパスをつなぐのみ。松本戦ではGK加藤のスローから相手の体に一回も触れさせずゴールを決めたというのに。

決定機/決定エリアでの闘志欠落プレーの連続に落胆した。得点、勝利への欲望をもっと見せてほしい。

それはそれ、これはこれではありますが、

めでたさも 中くらいなり 世界一。 欲望を見せろ!

7/11

7/10 
2011年JFL 第19節 (第12戦目)
UVA栃木FC 0-2 ACNP @栃木県栃木市立陸上競技場 観客505人

今回は長野市県町のパルセイロ応援店「オレガノ・カフェ」催行のツアーに参加。道中パルセイロ・ステッカーを貼った車に遭遇する度にサンルーフを全開にし、盛り上がる。

7月上旬に気温36℃とは、一昔前には考えられなかった暑さ。本当に体に良くない。こんな気候の中どうやって試合をするのか心配になった。

2Lで1本49円という格安ペットボトル水を仕込んでいったのだが、即温水になっていた。まったく思考回路が働いていないまま、直立で頭から水をかぶったら着衣すべてがずぶ濡れになった。これからは海パンを穿いて観戦するしかない。

長野ファンは全員メインスタンドからの観戦であったため、久々にピッチ全体を見渡せることができた。初先発の籾谷はスカッと抜かれたりしていたが、やはりヘッドは強く、安定感があり、大島がヘディングをしていたという記憶がない。まあ暑さで記憶はほとんどぶっ飛んでいますが。大きな声が響くピッチはいいもんです。

やっとこさ富所登場。前日のコパ・アメリカのチリ−ウルグアイ戦、サンチェス選手の得点を見た後でも充分鑑賞に堪えるシュートだったと思う。うまくGKの逆を突いていた。勝ち点3を手に入れた選手の苦労をねぎらいたい。

昨年のワールドカップのように、コパ・アメリカの放送がパルセイロイレブンにどのような効果をもたらすのか、期待していきたい。

次節こそホーム南長野で連勝を決める!

7/4

7/3 
2011年JFL 第18節 (第11戦目)
ACNP 1-1 松本 @南長野 観客3,849人

「御立腹も御立腹、大変なご立腹だい!」(古典落語「野ざらし」より引用)

いつもの失点パターンは克服されなかった。「いつもの」という事は、佐川印刷戦以来ここまで修正されずに来ているということである。
また、失点の起点になるプレーは今回も露骨であったが、数的優位、大量に時間を残した中、時間稼ぎを目的に狭いエリアでパス回しをするのには腹立した。

最後の浦島のヘッドは不運であったが、それ以前に松本の選手のように燃えるようなランニングで、松本が落ちた前半に一気に叩きのめして欲しかった。

87.5FM@南長野 ホームはラジオ携行がよろしいようで・・・

/27

6/26 
2011年JFL 第17節 (第10戦目)
ACNP 4-1 MIOびわこ草津 @南長野 観客1,949人

前日までの梅雨空はなんとか回復したものの、観客数が伸び悩むホーム戦。
二度と許すまじ武蔵野戦、の空気が支配する南長野です。

前半、選手全員ほぼフルタイムで働いてから練習しているというMIOびわこ草津に押し込まれます。

中盤で持ち過ぎ、相手のピラニア・チェックによりボール奪取されたのを起点にマークを外され失点。
失点時以降も最終ラインのマークが甘くなり、PA付近で相手FWが万全の体勢をもってラストパスを待ち構えるという、全身から血の気が失せる場面が散見された。
スタンドのファン心情を代弁するかの如く、GK加藤から「おいだれ何度同じこと繰り返してんだいい加減にしろ」とフィールドプレーヤーに向け渾身のメッセージが発せられます。

後半、MF浦島が初登場し、ゴチャゴチャしていた中盤からパスが出るようになった。相手より一歩先んじて足が伸びるプレーには若々しさを感じた。冨岡のパルセイロ初ゴールはよく頭に当てた快心の追加点であった。徐々に選手の替えが効くようになっているのは確信できる。ホームで勝ってなによりである。

試合終了直前にスタンバイしていた'08〜'09パルセイロ、DF鎗田志郎は向のゴールにより出場ならず。試合後に声をかけると真剣な表情で「今度は絶対試合に出て勝ちますよ」と返ってきた。

数字上はリーグ前期を一応終了とのことなので、これまでの大雑把な試合パターンを振りかえる。

一、先制〜そのまま勝利・・・JEFリザーブズ、V長崎、HONDA FC
二、先制〜同点にされる〜勝ち越し・・・U栃木、MIOびわこ草津
三、先制〜同点終了・・・ホンダロック
四、先制〜逆転され敗戦・・・松本
五、先制されてそのまま敗戦・・・佐川印刷FC、横河武蔵野FC
六、先制されるが同点に追いついて終了・・・町田ゼルビア

逆転勝利は経験がないが、次節はアウェー時のようなトンデモ試合とはならないであろう。
「ダービーと 世間が何を騒いでも 所詮は参四分之一」ホームは一戦必勝で勝ち星を積み重ねるのみ。

なんしろホームは必ず勝利、初の連勝で松本をひっくり返す!

6/20

6/19 
2011年JFL 第16節 (第9戦目)
FC町田ゼルビア 2-2 ACNP @町田市陸上競技場 観客2,606人

「竹林に囲まれた細道を抜けるとそこは野津田屋台村だった」

ツアーバス到着場所にはチケット&グッズ売り場・飲食が集合したゼルビア屋台村が広がっており、重苦しい梅雨空を吹き飛ばす活気にあふれていました。ファンが試合前にゆっくり飲食ができるようにテントも多数設営され、ハッピーな空間です。



サポート飲料として「まちだ夢おこし」と名付けられた焼酎を一本買いました。ご当地産なのか聞いてみますと「中身は宮崎産なので美味しさは保証しますよ!」とのこと。夢うつつになり寝てしまいそうだったので、その場で飲むのはやめておきました。



ボランティアの方々の充実など、あちこちからJリーグ昇格への本気度が感じられます。改装されて間もないスタンドからは昇格条件に合致させた苦労が伝わります。

試合です。どうも点の取られ方が良くない。決定的エリアでのパスミスにより、前がかりになった選手が戻れない事はもとより、全ての部位で対応が間に合わなくなる。相手FWにボールが渡った時点でこりゃやられたと諦めました。センターライン近辺でのわずかな出来事が引き起こす連鎖反応の恐ろしさを認識した。

ゴールインしたボールを大島がせっせと拾い、仕切り直し。そして追いつき追い越され、再び追いついた。2-2の同点後には素晴らしいリズムのパス回し、個人技がリンクし町田陣内で好機の連続。試合中の学習力はこないだのホーム武蔵野戦の比ではなかった。

「やるしかない!」大噴火、発狂のゴール裏です。
しかし、またも終了間際にCKを与え、暗たんたるモールス信号音が発せられる脳内。
再び猛攻に転じ蘇生する脳内。
野澤のシュートに瞳孔が一瞬開いて脳内酷使終了。

アウェーで勝ち点1は最低ノルマと言ってますが、選手はそうではなかった。ホームもアウェーもヘッタクレもなく勝ち点3を掴むことができず、またも満面に悔しさを湛える向、2失点目に怒りの仁王となった加藤を見て、「こっちはどないな心持ちになったらええんか?」とうろたえてしまいましたが、アウェーで追いつき勝ち点奪取を「おつかれやした」と讃えたい。

希望をつないだ勝ち点、今度こそホーム長野で勝利を!

6/13

6/12 
2011年JFL 第15節 (第8戦目)
ACNP 0-2 横河武蔵野FC @南長野 観客2,167人

Jリーグが始まった頃、わずかな余り券情報を頼りにクラブショップに早朝から並んだり、暇さえあれば都内の金券屋を回り歩いたり、Jリーグチケットを餌に客を釣る保険屋と契約即解約とかあほな事をやってチケットを手に入れていた。チケットは「手段を問わず情熱で取る」というのが当たり前で、現地で応援したいという欲求があれば何とかなった。今回松本の熱心さの煽りを受け、再びその渦中に置かれるとは。

どのJFLチームも長野には初来訪、遠距離移動と絶対的不利な条件下に置かれているのだが、残念ながら先制した横河武蔵野FCの穴熊戦法+素早いチェックに手詰まりを露呈してしまった。

いつかは来る連戦の疲れ、ホーム敗戦の時が来たに過ぎないのだが、アウェーの負けよりヘヴィであり、帰りの車の運転が眠くって困った。

次節も強豪とのアウェイ対決、長野に希望を与える結果を!
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2011年JFL 第14節 (第7戦目)
HONDA FC 0-3 ACNP @静岡県浜松市 本田技研都田サッカー場 観客769人

浜松は お茶と馬鈴薯 琵琶蜜柑

ツアーバス車窓からは新じゃがの収穫風景がうららかな浜松。
都田サッカー場、クラブ名を冠したスタンドを持っているだけで日本に稀なるワールドクラスの理想形です。係員の方に訊いたところ、Honda FCイレブンは全員本田技研の社員で、午前勤務・午後練習という体制だそうです。

バックスタンド側は入口からスタンドまで芝生が続いており足裏の感覚は最高に爽やか。飲食料はメインスタンド側売店で調達できました。

キックオフ5秒後にソッコーでシュートを打たれ、スタンドは唖然とします。
その後は素早い動きのHondaイレブンをヒィヒィ言いながら追いかけるパルセイロ・イレブンの鬼ごっこ。
「アウェーは勝ち点1が最低ノルマ」と言うものの、本当に今日はそれしか希望はないかも知れんと覚悟したほどスピードに差があった。

パルセイロ・ボールになっても苦しいロングパスが続いていましたが、宇野沢が頑張って空きスペースに走り込み、相手DFに卍固めをかけられながらも一番に走り込んでくる向、その後からヒイコラ攻め上がってくる味方に繋げて少ないチャンスを広げていきます。
ここで慌てず、人数をかけて連続攻撃に結びつけていたのが良かった。前半終了までにはマイボールになった時のリズムを掴んだようであった。

とは言え、開始30分間に圧倒されたショックがハーフタイムのパルセイロ・ファンを支配していたが、後半の藤田ゴールで一気に形勢が逆転。?「死んだふり作戦」だったのか、長野橙宗薩川禅寺のハーフタイム座禅で何かが起こったのか?謎ですが、今から思えば「決める時に決めたゴール」と言える。

大典の登場で守備面での不安は緩和され、受け手と出し手の呼吸がピッタシ合い、藤田、宇野沢が絶妙な突破でチャンスをバカスカ作り出したのであった。これぞパルセイロ・サッカーという、たまらんリズム。

無失点、運も実力!原点回帰のピッチ脇フィーバーの連続を堪能させてもらいました。
「成績で 上に行かせろ コノヤロー」 真っ当な道理を忘れてはならない。

次節横河武蔵野戦、長野の大衆の前で勝つことが重要!

5/30

5/29 
2011年JFL 第13節 (第6戦目)
ACNP 1-1 ホンダロックSC @南長野 観客1,030人

前夜、台湾ロックの名曲”燃焼吧火鳥!”(Ran Shao Pa, Hua Niao=Burn Phoenix Burn :燃えよ不死鳥)を即興で歌った後に、ホンダロックSCのエンブレムを思い出し、「しもうた!」と思った通りになってしもうた。

合羽長靴で参戦。南長野で90分間ここまで豪雨にさらされた経験はありません。(2008、2009年の天皇杯県予選では集中豪雨に見舞われましたが、途中で止んだ。)アウェー・ファンの皆さんはホンダロック富山工場からバスで多数来場されたようです

たった2、30秒で勝ち点2がパーになったかというと、そうでもなかった。2点取らないと勝てないというのがパルセイロの現在の実力なのか?

佐川印刷もそうでしたが、パルセイロは後半終盤にエネルギー切れを起こしてしまうのか、そこを大きく揺さぶってきます。ホンダロックもきつい時間帯にパルセイロ陣内で左右に大きく展開して振ってくる。JFLチームは体力的にかなりしぶとく、終盤にも頑張りが効いている。

パルセイロボールになった時には前に蹴り出すよりもゴロで繋だ方がええんでないかと思うのですが、ロングボールが前線に届いてビッグチャンスを作っていたこともあり、何とも言えない。しかし勝ち試合での終了間際のCK献上はなんとしても避けねばならない。


(youtubeより)

ゴール後歓喜の「集団ひもくぐり」。都田でも見せてくれ!


5/24

5/22 
2011年JFL 第12節 (第5戦目)
V・ファーレン長崎 0-2 ACNP @長崎県島原市陸上競技場 観客1,203人



ロングアウェーの何が疲れるって長野−東京(羽田)間の移動です。いつか長野−羽田空港までの往復バスが出てくれたら嬉しい。


普段長野で暮らす選手と観戦者が、はるか長崎は霧巻く雲仙普賢岳のふもとで会したのだった。

長崎空港からのレンタカーを降りると、「今日も6-0で勝ちましょう」と誘導員さんに挨拶をされ、「6-0で勝たせていただきます」と返したところ「長野さんでしたか」と言われ和やかな雰囲気に。すれ違う長崎サポーターからも声をかけられ、旅情を感じた。

長野がどこにあるのやら?といった表情の地元サッカー少年団に「長野の25番は国見高校出身の選手だから、よく見て勉強しなさい」と教える。一緒に観戦しようと言ったらさすがに断られた。なお有永選手のご家族から飲み物の差し入れをいただきました。


アウェーゾーンにやってきた長崎のヴィヴィ君。

選手紹介前にパルセイロのサポーター歓迎のおつなアナウンスがあり、満場の拍手に旅の疲れも吹き飛びます。長崎ファンが長野に訪れる際は、是非うまい信州蕎麦を食って欲しいと強く思った。





しかし長崎の選手紹介アナウンスになるとドスの効いた杉良太郎調というか、普賢岳地底エネルギーを想像させる情念のこもった口調になり、アウェー気分が盛りあがる。
今シーズン、パルセイロがどのくらいの力なのか量りながらの観戦が続いていましたが、遠方アウェイのおかげで初期衝動がよみがえり、久々にアホになって応援した。よって試合内容はよく覚えていませんが、ミスが少ない快勝であった。メチャメチャ嬉しかったわ。

島原駅で同行サポーターと別れ、雲仙行きのバスを待っていたところ、長崎ファンの方から「JFLの中でもいいサッカーしてますね」と話しかけられました。たまらんわ。「是非うまい信州蕎麦を食いにきて下さい」と伝えておきました。


V長崎手拭いと温泉入浴券という、おつな来場者特典。

次節ホンダロック戦、ホーム南長野で勝つことが重要!

5/10

5/8 
2011年JFL 第10節 (第4戦目)
佐川印刷SC 2-0 ACNP @京都府西京極陸上競技場 観客378人

バスツアーで京都へ。
西京極と言えば西京極球場である。
阪急ブレーブスの準本拠地だった頃の対南海戦のラジオ放送が懐かしい。かっとばせ門田博光。今は「わかさスタジアム」と呼称が変わり、高校野球の試合が行われていた。

巷の総合運動場といえば陸の孤島にひっそり佇んでいるのが常でありますが、この西京極総合運動公園は普段の生活空間とのアクセスが抜群によろしく、快適な立地です。
敷地内はつつじが満開、Tシャツ一枚で過ごせる暑さ。未だ肌寒いのかヌクいのか?わけわからん長野から一気に常夏の地に来た気分であった。雷が鳴り、蝉まで鳴いていた。

前節の栃木戦から、アルテ高崎との前半が開幕当初のパルセイロの実力だったと確信しました。JFLは止まって考えていたらやられてしまう。

佐川印刷SCも攻守に約束どおりの連携を澱みなくホイサッサと遂行するあたり、JFL流の定跡に手馴れた印象を受ける。
パルセイロボールになったらチェックに行くよりも素早く自陣に戻って守備ブロックを整え、攻撃を待ち構える。そのせいかパルセイロの攻撃スピードが常に一定に見えてしまう。

佐川印刷SCの定置網を破るのは難しいと感じたが、相手マークをずらした塚本のシュートのような場面をつくりだすことは出来ていたし、パルセイロもよく守っていたので負ける気はしなかった。

先制直前の佐川印刷SCは運動量が落ちていたものの、攻撃時にはパルセイロ左サイド深めからファーポスト付近に放り上げ、中に折り返すパターンを既に確立しており、その危険度はメンバーを入れ替えたパルセイロの攻撃よりも高くなっていった。

ボールサイドに注目するパルセイロ守備の背後で、自在にボールを受ける印刷FWがGK諏訪と至近に対面すること二度・三度・四度目くらいで失点。

しかし残り時間は10分あり、アウェーの最低ノルマ=引き分けにも充分持ち込めると思いきや、パルセイロイレブンにはズッシリと落胆の色が。メゲたらあかんて。直後にほとんど同じ形で余計な失点。その後AC長野はFCチグハグとなってしまいタイムアップ。サッカーと将棋はよく似ているのかもしれない。

国破れてサンガリア。試合後、平石選手の親御さんから飲み物の差し入れをいただきました。

広い日本 次節アウェー長崎戦も気温差に要注意か?!

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