長野からJリーグを目指すAC長野パルセイロ観戦記

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AC長野パルセイロ SPECIAL LINKS - パルセイロのリンク集 
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本年は観戦6年目、平成24年の部

平成23年の部(JFL元年)
平成21年〜22年の部(北信越リーグ)
平成19年〜20年の部(北信越リーグ)


12/2

12/16 土橋宏由樹
引退試合 パルセイロOB 2-2 山雅OB@南長野(50/50)

昨年の引退から丁度一年を経て実現した現土橋アンバサダーの引退試合。セルティックからレンジャースに移籍したと同義の経歴を有する彼ならではのイベントであった。

歴戦の面々が再びピッチに立ったのだからたまらん。
再会の喜び、うれしいわいっ!毎年の契約更改で新たな道を歩もうとするパル選手の去り際に労いの一言がかけられないという、積年にわたり燻っていたサポ心がこの試合によって救われた。出場選手全員の更なる活躍を願っています。



ようやく一区切り。まだまだ道は長いぞアンバサダー。

(やっぱりいいなあヨーチャンのゴールは!)


12/2

2012シーズンの残像整理

最高の試合:vsコンサドーレ札幌
腐ってもJ1相手に勝利し、素人にもわかる実績を残すことができた。試合は運動量と精神性で優っており、自慢できる試合。来年も天皇杯が楽しみです。

最悪のホーム試合:HOYO戦
文句無し。
大勢の観衆、何万人が見ているTV中継の中で勝利を収め大勢のファンをがっちり掴もうという営業マインド、サービス精神の欠落をまたもや露呈され、トコトンやんなった。

最悪のアウェイ試合:HONDA FC戦
文句無し。

最高のPV:SAGAWA SHIGA FC戦
晴天のトイーゴ観戦。長野の中心部にファンが集まり、ガヤガヤと見入る。腐ってもまちなかであり、試合後間髪入れず居酒屋になだれ込むことができるスピード感は快感。

よくわからなかったPV:藤枝戦
雨中で応援していた現地組をよそに、直前に市内で開催された落語会から気持ちの切替えができず失敗。

ベスト・バスツアー:秋田
「道の駅あつみ」での地魚刺身定食&ビールの朝食が素晴らしい。あの場所では少しゆっくりしたい。
私は「スタメシ」の類を口にすることは滅多にありませんが、秋田のモツ煮込みにはそそられました。ただ、甘すぎて口に合わなかったのが残念です。また、酒どころなのに、モツ煮込屋台があるのに、酒の類が一切販売されていないのは勿体ない!。せっかく遠出しているのだから、地の物でサッカーと関係のない魔界に引きずり込んでほしいと思います。

あと、来年もソニー仙台戦は七ケ浜で開催してほしいと思います。間近に存在する仮設店舗「七の市商店街」に行き、ささやかな復興支援をしたい。


11/21

11/18  2012年JFL最終節 ACNP 0-1 YSCC@南長野(4,127人)

薩川パルセイロ一区切りの試合、4,000人も集まった中で勝たなきゃアカン試合であった。

・失点シーンでGKカバーに入る選手が一人もいなかったのはちと情けない。
・3月のソニー仙台のようにYSCCの読み、出足が鋭かったせいでパルセイロのパスが雑に見えたのだろうか?
・佐田が頑張りラストパスを仕掛けまくったが、攻撃時に相手選手の背中から伝わる緊張感をみると、たまには中央タテに突っ込んでいってもよいのではと思う。
・宇野沢は得点王になれた。幻の3ゴールは来年に持ち越しととらえる。

明るく楽しくストレートな薩川監督に率いられたパルセイロの3シーズンが終わった。
シャイな長野には勿体ないくらいの個性と意気に、はたして一ファンとして応えることができていたのか?もっと盛り上げてやることができたなら、といった心残りが少々あります。
JFLに導き、北信越リーグからのメンバーをベースに、J2昇格圏内の成績を連続で収めた事実を高らかに讃え、後世に自慢していきたい。薩川監督が築いてくれた礎を揺るぎなきものにしていかなければこれからの意味が無い。

薩川監督の今後の更なるご活躍をお祈りいたします。


11/7

11/4  JFL ACNP 1-0 ブラウブリッツ秋田@南長野(3,658人)

試合の後に当日の録画を見ながら酒が飲めるというのはいいもんです。

・宇野沢・向井の動きはさすが。
・寺田はもっと容赦ないラストパスを供給してほしい。恐怖が足りない。

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この試合までの間、サポーターカンファレンス、市民会議にてスタジアム案について会合が行われました。

サポカンで「近年竣工された海外の事例」として提示されたキープモート・スタジアム


・15,300人収容 2005年竣工 総工費32ミリオンポンド、当時のレートで70億円未満。
(ドンカスター・ローヴァース:イングランド3部のホーム)

・やりゃあこれだけのものが建つ!Jリーグ規格なんぞ「へ(屁)」という良い見本は国外にいくらでもある。

・誰もが認める決定的に不利な立地条件にある南長野においては「観客のためのスタジアム」にこそ存在意義を見出すことができる。「あのスタジアムなら多少不便でも行く価値がある」ものでなければならない。

・交通不便な土地まで出向き、金を払い、雨ざらしまたはカンカン日照りの中、はるか向こうに競技者を眺めるのは当たり前という前時代的固定概念をヒックリ返す快適性が求められる。

・シンボリックな付帯構造物、余計な装飾は一切不要。快適な観戦環境こそが南長野のシンボルとなり得る。

・屋根について、南長野における雪荷重諸条件を調べました。
単位積雪荷重=30N/m2 設計垂直積雪量=55cm

南長野の設計積雪荷重を長野県以北の屋根付きスタジアムのある場所で比較すると、ユアテックスタジアム(仙台市内)の倍、 ビッグスワン(新潟市内)の半分と出ました。
あまり参考にならない。

・プロポーザル募集のボーリング調査資料から南長野の地盤は良好であり、屋根基礎に有利。

次回駐車場の部につづく。

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必勝、藤枝戦。紙テープの準備がしたい。

10/15

10/14  JFL ACNP 2-2 SAGAWA SHIGA FC@南長野(3,906人)

まちなかシャトルバスで行きましたが、第二便(南長野12:30着)は信号待ちの列に巻き込まれました。
バス専用出入口を設けるとか、五明西寺尾線の普段の交通量がどの程度かわかりませんが、片側2車線なので休日のみ1車線バスレーンにしたり、なんとかシャトルバス優先の導線が確保できないものか。

誰もが認める陸の孤島南長野を克服せねばならないのはビッグ・テーマであるが、駐車場を増やしても渋滞が大きくなるだけと考える。
車内では「長野(駅前)から行くならシャトルバスは10分間隔で出さなきゃいけねえや」とおっしゃる方もおり、スペシャルなシャトルバス路線網ができたら嬉しい。

エース宇野沢が長らく怪我を抱える中、天皇杯で神戸を破り、千葉をPK戦にまで引きずり込んだ実力派、佐川滋賀との一戦でした。
佐川滋賀は選手全員のレベルが高く、攻守に安定感があり穴をさらさない。ただし、松尾へのバッド・タックルはだめです。

このような相手をいなす貫禄が備わっていれば、と感じたが、持ち前の粘りで引き分けに持ち込んだ。首位との勝ち点差は広がってしまったが、ゲーム自体はTV放送に値する内容であった。「サッカーは全てが起こる」ので、試合終了まで見届けましょう。


10/12

10/10  天皇杯3回戦 ACNP 0-0(PK9-10) 横河武蔵野FC@札幌厚別(312人)

現地には行かなかったけれども、どえらく調子っぱずれのラッパにコテンパンにされた。

絶好のPR機会ではあったが、得点できなかった。こういう試合の結果については「サッカーは全てが起こる」でお仕舞にする事にしている。

南長野改修に向けて動き始めた。海外に比べ、日本の大多数の「スタジアム」はかなり貧困な観戦環境であると常日頃感じている。観客軽視の割に無用で無粋な装飾のものが溢れ、日常にまかり通っている現状をぶち破るためにも、良い手本から良い物を作り上げなければ意味がない。
9/24

9/22  JFL 横河武蔵野FC 1-1 ACNP@武蔵野陸上競技場(1,312人)

東京まで自走で行きました。自分で運転して試合に行くのは2010年の全社北信越大会(加賀)以来かと思う。

武蔵野競技場は体育館が併設され繁盛している。またスタンド入口正面には"WELCOME TO MUSASHINO"のお手製旗が掲げられており、こういう個性演出もいいなと思った。

両チームの天皇杯躍進、昨年の倍以上のパルサポでメインスタンドはほぼ満席。

やはり守備を固めてきた横河を一方的に攻めるパルセイロ。危険だったのは大吾・Tの跨ぎスルーを経由してのシュートだけであり、守備もツッコミも悪くなく、守備固めの中で絶望的攻撃に終始していたアウェー佐川印刷に比べればはるかに腕は上がっている。しかし横河GKもFC東京相手にファインセーブを連発した感覚を保っているように見えた。

大吾・Tからパルセイロ中盤にプレゼントパスが何回か来るものの、ことごとくプレゼントを返してしまったのは勿体なかった。
向の気迫のツッコミPKで勝利を確信したが、直後に大吾・TのPKが決まり、守り切れなかったのが悔やまれる。JFLに長年留まり続ける横河の試合運びの巧さを感じてしまった。

試合後、東京偉蹴FOOTBALLさんのユーストリーム番組収録のためHNリーダーと立川市に移動。普段と何も変わらない状態でお邪魔させていただきました。

翌日のファン感謝デーは選手と一緒にサッカーが出来るという、年に一度の楽しみでしたが、悪天候で芝生上での競演はならず。
代わりに野球場の室内練習場に案内され、こんな狭いところで何をどうやるのか心配になったが、そこは普段から指導馴れしたパルセイロであり、遊びの引き出しには事欠かない。

1試合当たり6畳2間程度の狭小スペースで3対3のミニゲームとなったわけですが、これが面白い。同チームとなった栗原選手の足技は凄かった。次回は南長野の芝生の上で是非。

北海道から九州へ、そして東京と一か月に渡りアウェーまみれという、アタマが狂っちゃいそーな日程を戦ってきたトップ選手の表情には疲労の痕が明らか。

天皇杯、リーグ終盤に向け充分な回復を願う!!
9/10

9/8  第92回天皇杯2回戦 コンサドーレ札幌 1-1(PK3-5) ACNP@厚別陸上競技場(2,535人)

第一回戦、札幌大学戦の勝利を確認し、勢いのままに北海道行きの航空券を手配しました。

ダービーにより大観衆試合は幾度も体験しているパルセイロですが、Jチームとの大一番を前にした選手の心持ちを案じながら出発前の酒を飲んでいるうちに尿酸値の上昇を右足に感じ、試合後の祝杯催行への不安が襲ってきた。

夜中に家を出て成田から北海道に上陸。新札幌駅から会場へのシャトルバス第一便に乗り込みます。
試合会場では青空の下サッポロ・クラシック・ラガーを楽しむパルサポを眺めながら、ビッグサイズの水ボトルをひたすらあおるという体たらくで、宿をとってまで来たのにビールの一杯も口が付けられないという間の抜けっぷりである。

試合前に挨拶にきた選手はリラックスした様子で一安心。
試合は最初にガツンと喰らわせるミッション遂行に成功した。
向のFKで先制した後に札幌は攻勢に出てきたが、野澤の際どいミドルシュートなどもあり受け手一方ではない。大橋の伸びやかな躍動はリーグ戦との大きな違いであった。

失点は諏訪の飛び出しがイマイチだったが相手の技あり。しかし失点にも全く動じない長野である。

延長に突入するとハチャメチャな張り切りっぷりを見せていた松尾が退場を宣告されてしまうが、足が止まりつつある札幌選手を前に全く動じない長野である。
(※翌日の北海道スポーツ報知の記事に『相手サポーターからは「さあ来いよ、札幌!」と挑発までされた。』とあったが、この時の描写である。もっともその前に佐藤と小川は足に来て交代したと思うのだが・・・)

普段から灼熱の時間帯に平然と試合をこなしているパルセイロが、人数不足を感じさせないスムーズなパス交換で攻め上がります。ただ、敵陣PA付近でスコンスコンとパスを回しまくるもののシュートを遠慮してしまい、得点に至らなかったのが勿体ない。相手に恐怖を与えるプレーがもっと見せられるはずだ、と強く思ったゴール裏あった。

全体を通して札幌の攻撃スピード、「行く/行かない」「やる/やらない」の強弱には流石のJリーグを感じていたが、延長終了5分を残し「今までは死んだふりだったのか」というくらいの怒涛の攻撃を喰らいます。

遥か向こう、札幌サポの大声援の前でDF陣の魂のスライディング・カット、諏訪のセーブの連発で切り抜けPK戦へ。まさか、こんな展開になろうとは・・・。弾丸日帰り組はフライト時刻との戦いとなった。

決めるだけ!2009年の全社五十公野、2010年高知といった生死の分かれ目のPK戦を制してきたパルセイロと言えど、肩を組み見守るサポーターの腕は興奮でぷるぷると震えていた。全部決めたキッカーはエライ!

クラブ史上初のJ1との公式戦、しかも勝利の現場に立ち会うことができ最高です。ここで飲まんでどうする!成人病の具合はさておき、サッポロ・クラシック・ラガーで祝杯を挙げてきました。

経験を活かし、知らない人にも説明不要の実績を残した!


8/19

8/18  2012JFL 第28節 ソニー仙台SC 1-2 ACNP@宮城県七ヶ浜町サッカー場(650人)

ツアーバスが東北自動車道から仙台南部有料道路に入りますと、大津波による耕作不能地帯が広がりはじめ、遠くには細々と残る防砂林が見えて来ました。災害の事実を思い知らされます。

七ヶ浜サッカー場は丘陵地にあり、バックスタンドの背後に積み上げられた瓦礫の山を目の当たりにしながらの観戦です。


バック裏の瓦礫は東北電力のスラグ処理場の上に積まれているのだそうです。

スタンドは風が通っていましたが、横断幕張りでピッチに下りると無風となり蒸し暑さがドッシリまとわりついてきます。
選手がアップをしていましたが、近すぎて声をかけていいものか迷ってしまった・・・どんな場面でも声はかけるに越したことはない。

ピッチの状態は悪く、周辺の状況から維持管理どころではないのかもと想像した。

塩釜へ復興支援に赴いている友人が持ってきてくれたすり身の揚げ物をつまみに一息入れます。ソニー仙台サポーターの皆さんから差し入れをいただき、また場内DJからも暖かい歓迎を受けます。いい雰囲気です。

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試合はパルセイロががっちりペースを握りますが宇野沢、藤井にボールがなかなか収まらないシブイ展開。サイドの崩しもなかなか相手の頭を超えるボールが入らない。
失点の途端に中盤から最終ラインのコンビネーションがシッチャカメッチャカとなり危険であった。審判の判定はともかくパルセイロは攻勢であり慌てる必要はなく、誰か落ち着かせてほしいと願った。

後半はセカンドボールが拾えなくなり運動量も落ち、どうなることかと心配したがヘディング・パスを多用するヘッドボールに切替えて逆転に成功。いくらシブくてもいい、勝利を掴むことができるのなら!

しかし、今回の試合はなんといっても後半に高野が抜け出したウハウハ独走。シブい展開の中、あれだけは勢いのままにGKと真っ向勝負して欲しかった!でも同点弾となったJFL初ゴールはお祝いします。

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試合終了後、ツアーバスが待機する間近にあった被災商店の仮設店舗「七の市商店街」に飛び込み海産物を購入した。わずか数分ではあったが地の人々と会話を交わし、心のオアシスを見つけた気分になり嬉しくなった。

現地観戦・・・"More than just a football"


8/13

8/11  2012JFL 第24節  ACNP 5-0 HONDA FC@南長野(2,505人)

浴衣姿の観客も観戦する中、キックオフ間もなく無防備な南長野にシャワー降雨がやってきた。
一時避難または退散される方の姿とピッチで走りまわる選手との対比の図がなんとも痛々しく、「なんとかならんのか」と気が滅入った。

今季、後に延期となった5月のアウェイ栃木戦の競技場では約500人が豪雨豪雷突風を凌ぎ待機する場所があった。だが1,000人以上だったら溢れていたと思う。

4年ばかし前に南長野で行われた天皇杯予選(VSアンテロープ塩尻)では試合中の豪雨&雷に観客200人が総避難する事態があった。といったって隠れる場所なんかありゃしない、多分大方はズブ濡れになってマイ車に戻るか、ビーチパラソルをさし、雨が止んだ後に再び試合を観戦した。

観衆が平均2,500人という南長野で今後、「いざ」という事態を想像するとそら恐ろしいものがある。善光寺御開帳迎合主義に委ねるのではなく前倒しあるのみである。

まぁそんな心配をよそにしっかり先制ゴールを決めた選手達はエライ!
向の得点でお客さんも戻り、シャワーも短時間で通過し、貴重なホーム試合を5得点無失点の勝利で収め、なによりである。

試合後、サッカー三昧さん主宰の「オレンジパーク」へ。

ゲストのスポーツライター細江氏のトークショウは氏の宝箱を拝見、といった趣で酒が進んだ。
細江氏と土橋アンバサダーによる今節の試合分析もゴール裏からでは気付かない情報満載であり、酒が進んだ。最後の細江氏と田中恵太とのトークセッションは大いに受け、酒が進んだ。 どうも、おつかれさまでした。


8/6

8/4  2012JFL 第23節  ツエーゲン金沢 2-2 ACNP@西部緑地(7,217人)

「カッ!」
と照りつける強力な日差しを
「カッ!」
と照り返す地面。そして無風。

地域リーグ時代の北陸の体験から、当地の湿気の重苦しさばかりが記憶に残っていたが、この直射日光の恐ろしさを忘れていた。

夕方とはいえこのコンディションでサッカーとは、やる方見る方共に狂気の沙汰であり、何のためにナイター設備が整っているのかわかりゃしない。

試合前、もっと暑いだろうなという金沢の着ぐるみマスコット「ゲンゾーさん」から「準加盟おめでとう」と書かれたテニスボールがゴール裏に投げ込まれ、スポーツマンシップに感激した。

朦朧とした意識の中、岩塩を舐めボケたトマトをかじり、ピッチをうつろに眺めながらの応援です。

パルセイロは首位戦線に留まっている割に失点が多い。当日の二失点も状況判断のまずさが際立つ。しかし攻撃の迫力は断然パルセイロにあり、クレイジーな暑さに誘発されたチョンボを絶対にひっくり返すことができると思っていたが及ばず。試合終了前は少し慌ててしまったのかも知れない。保戸田は前に出てきていて良かったと思う。

試合後、メインスタンドで観戦していた方によれば「あんまり良くない」試合だったということで、だいぶ感想が違った。まあゴール裏からじゃよく見えないのでそれもしょうがない。

灼熱のアウェー3連戦が終わり、その疲労とは如何ほどのものか想像もつかないが、戦績は1勝1分1敗であった。
アウェーは負けないで良しとすればトータルでは勝ち点+1であり、長崎がHondaに敗れたので結果的には価値あるドローととらえていますが、次節ホームでHONDA FCをやっつけないと意味がない!


7/23

Jリーグ準加盟承認

AC長野が地元を巻き込んで日本のトップ・リーグに挑戦する意志が本日Jリーグから認定された。大企業主導リーグに飛び込んで、やれるものならやってみろという判断がなされたわけである。

新たな出発点に立ったということは紛れもない事実である。このスタートラインが100m競争なのか、障害物競争なのか、借り物競争なのか、はてはフルマラソンか鉄人レースか何なのか。

やっぱ、鉄人レースか。

いや、ひょっとして蕎麦打ちの人かも知れない。

これからの道程を想像すると、私としては北信濃のヤマゴボウの蕎麦にイメージがピッタリと重なる。山間のヤマゴボウを取りに行き、干して叩いて繊維質を取出し、つなぎにした蕎麦は手間がかかるけどうんまいだろう!

舞台はどこでも他とは一味違うんだという個性を持ち、選手を育て戦うクラブであってほしいと思います。多少グズでもノロマでもそんなことはどうでもいい。

フランチャイズではなく長野が誇る「味の店」AC長野パルセイロのために粘り強くサポートして行きたいと思う。


7/23

7/21  2012JFL 第21節  FC琉球 0-2 ACNP@沖縄県陸(1,268人)

NBSホールでPVに参加。飲み物ブースが近くひたすらハイになった。企画実現に尽力された関係者の方々にありがたく御礼申し上げます。

試合はFC琉球の出来の方が心配になった。街中は試合後の打ち上げに行くのが楽でいい。

しかし、PVといえども現地の応援組がいないと成り立たない。現地で応援された方、おつかれさまでした。


7/16

7/14  2012JFL 第20節  ACNP 3-1 栃木UVAFC@南長野(2,806人)

蒸し暑さがピークを迎える時間帯でのキックオフ。最近この時間帯はイッキに思考力行動力が落ち、プールに飛び込みたくなります。選手の皆さんは練習時間ですが、ヘヴィなコンディションであろうと思います。

オウンゴールのような失点で先制されますが、平然と切り替え攻撃チャレンジをするパルセイロ・イレブンです。大島の得点はよく見えなかったが鮮やかなダイビングヘッドだったらしく、早く映像で確認したい。向・宇野沢の得点も見応えがあった。

良かった事二題

@ゴール裏に挨拶に来た時、宇野沢が勝利の舞をヤル気満々で嬉しくなった。

Aキックオフ前にパルセイロ選手がアウェーチームの選手と握手をしますが、栃木の名物DFボンバー栗原選手は両手で握手を迎えており、その爽やかなスポーツマンシップに感心した。

試合後の南長野は涼しく、クールダウンする選手を眺め勝利の余韻に浸った。

来週から酷暑・南国ロングアウェーの連発です。コンディション調整をうんまくやって乗り切って欲しい。現地に行けずスンマソン。ガンバです!


7/2

6/30  2012JFL 第18節  ACNP 2-1 佐川印刷SC@南長野(2,547人)

非常に暑く通路のコンクリートからの照り返しに足が焼けつくような痛さ。

勝負は後半という前半だったが両チームともダレずにペースをキープしていた。平井選手は一瞬でDFの先を取る技があり、危険であった。佐川印刷はいつも声が出ている。

横からの観戦でないため縦の位置関係がまったくわからず、佐川印刷イレブンの守備網がどんな具合だったのかは確認できない。

宇野沢ゴールは真裏にいたがサッパリわからなかった。ネットは揺れていたが・・・大リーグシュート1号を会得したのであろう。線審の位置からは判定は不可能であると思う。よくあの囲まれた中で正確なシュートを放ったと思う。

個人的に訳がわからないまま試合が進み、いつもの位置からDFの頭上を通過したボールがどフリーの相手に渡り、どフリーでシュートを喰らって同点にされる。

残り時間も少なかったが、失点に落胆するより得点力を証明し勝利するのだという強い空気が南長野全体に漲っていた。ガッチリ応えた選手達を讃えたい!


6/25

6/24  2012JFL 第17節  SAGAWA SHIGA 1-2 ACNP@守山(1,084人)

トイーゴ前でPVに参加。一見さんはどれくらいいただろうか不明であるが、お天道様の下勝利を収めて何よりだった。街中は試合後の打ち上げに行くのが楽でいい。


6/17

6/16  2012JFL 第16節 ACNP 1-2 HOYO大分@南長野(3,129人)

大分をナメ切っていながら相手が怖がることをやらないという最低の試合。
特に後半はまったく勝てる気がしなかった。

不安定な空模様にもかかわらず現地に集った大勢の観客、何万人もが見ているはずのテレビ中継という観客増の絶好機にことごとく無様を曝す。

選手達の負け挨拶より
「トップを出せ」
と言いたくなる。

営業チャンスに失敗を繰り返し続けるのは何故なのか。観客増のための営業戦略の指示元=元締めの存在がまったく見えてこない。テレビ中継を企てるにもクラブとしての戦略が欲しい。

一試合毎に選手に目標を与える、意義を説く人がいない中でのテレビ中継など恥をさらすだけであり、もういらねえ気分である。



NOT JUST ANYBODY...!!!


6/11

6/9  2012JFL 第15節 ACNP 1-0 VF長崎@南長野(1,803人)

今、ありのままをさらけ出した泥臭い全員サッカーで勝利!

長崎は昨年より一回り大きな選手が多く、いよいよ昇格を視野に入れた時期に突入したのだと思った。攻撃はスピードがあり、クロスは鋭かった。しかし「これでもか」とシュートミスを連発。中山選手は頭に当てれば確実に入っていたのになぜ足で蹴ったのか。

野澤、大橋の守備的中盤コンビが前に顔を出すようになり、思い切りが見られた。

昨年は終盤で体力差を見せつけていたパルセイロであるが、最近は後半15分あたりから相手の独走を許し下がってしまう場面が多い。相手だって負けるわけにいかないので当然押し込んでくるのではあるが、その中でも得点機を作り上げている事を活かしたい。

またも終了直前に相手CKを与えるなど相当に苦労していたが、なんとか耐えた。リードしている時の時間の使い方を更に改善してほしい。

ボールを狙ってゴールを決めろ、松尾!


6/3

6/2  2012JFL 第13節 Honda FC 4-0 ACNP@都田(634人)

プレゼント失点から前半終了までは一旦持ち直したが、スピードに優る相手サイドバックへの配球をあまりにも容易に許し続け失点を重ねてしまった。

毎試合もっとシンプルな判断ができるはずだと期待しているが、マイボールになってもパス先の選択に時間がかかり過ぎ、しかも選択先が悪い。よってシュートも少ない。

「裸の王様スッポンポン」の姿を曝け出した試合であった。すでにリーグも序盤と言えない今ではあるが、水風呂上がりのバスタオルを巻く機ととらえる。

長崎を素っ裸にする!


5/28

5/26  2012JFL 第12節 ACNP 2-2 ツエーゲン金沢@南長野(2,483人)

ジイザス・クライスト!
リードしている試合運びとは思えない中途半端さで「危ないぞ危ないぞ」と思っていたが、血の気が引いた幕切れであった。

最近のゲームは勝つには勝っていたが、ピリッとした勝利ではなかったので、この結果も必然として受け入れる他にない。

当面は天皇杯Jリーグシード獲得に向け応援します。

女子部初勝利おめでとうございます!


5/21

5/19  2012JFL 第11節 ACNP 2-0 ホンダロックSC@南長野(2,314人)

「Jリーグ原理主義に鉄槌を!」意気軒昂に南長野に乗り込んできたホンダロックSCサポーターに、長野市善光寺御開帳原理主義のピコピコハンマーが下った。

善光寺御開帳とサッカーは何も関係ないんだけどネ。


5/14

5/12  2012JFL 第11節 ACNP 1-0 FC琉球@南長野(2,123人)

土曜日開催のせいなのか?季節はずれの寒風のせいなのか?久方振りのナイスゲームでありもっと多くの人に見て欲しい試合だった。

先手を取り危険な攻撃を相手に知らしめることに成功し、試合をコントロール。全くやられる気がしなかった。得点は1点だけでも勝ち点3であり、ゲーム終了ホイッスルを聞き3週間振りの得点と勝利に脱力した。

試合終了後はサッカー三昧さん主催の「オレンジパーク」土橋宏由樹ショーに参加。話題の切り口が流石に鋭い!濃い内容で、とても楽しい会でした。またの機会があったら是非参加をおすすめします。

5/6  2012JFL 第10節 栃木UVA 0-0 Aboandoned ACNP@栃木市陸上

暴風雨で中止。厚く黒々とした不穏な雨雲はまったく移動の気配を見せず。
会場のメインスタンドはだいたい1,500人収容くらいで、半分近くは埋まっていたと思う。讃岐戦よりは攻めのバリエーションがあった。

栃木市は「蔵の町」だそうで小江戸川越に似た印象。古い建物が残っています。観光案内所でたずねると、宇都宮市に県庁所在地を持っていかれたとか。高速道路に乗って2時間30分くらいなので意外と近い。

5/3  2012JFL 第9節 ACNP 0-1 カマタマーレ讃岐@南長野(3,006人)

立ち上がりでガツンと喰らわすに至らず、アンドレアにバコンと喰らわされた。慌てまくりのパスミスの連続で90分間焦りとキンチョーだけが伝わってきた。TV中継、ホーム3,000人越えの環境を喜びととらえ、ウハウハで勝たないとJリーガーにはなれないのではないか!

録画再生においては普段上位リーグを見ている松木安太郎氏の解説は的確で分かり易く、ためになった。


4/29

4/28  2012JFL 第8節 佐川印刷SC 1-0 ACNP@西京極(観客:245人)

京都は多くのパルセイロ・サポーターが集まります。

いつも安全に業務を遂行なさってくれるツアーバスの運転手さんに感謝し、また、自走で京都、或いは更に足を伸ばし讃岐まで偵察に行かれたパルセイロ・ファンの皆様の連休中の交通安全をお神酒とともにお祈り申し上げます。

前半の好機を逸したことで佐川印刷の定置網サッカー・マニュアルに確信を持たせてしまったのが痛い。定置網を越えんとする飛魚パスも、落下地点が定置網だった。引いて来るのがわかっている相手に全編通して攻撃スピードが一定なのは何故なのか。昨年の西京極と同印象です。

得点への近道は敵陣内でのフリーキックかと思いましたが、後半は向の果敢な突っ込みによるものだけだったように思う。

夏日の日差しの中、歯がゆい攻撃に加え時間とともに研ぎ澄まされる佐川印刷の定置網戦法マニュアルが噛み合い醸し出していたのは、余程の研究熱心以外には喜びをもたらさない練習試合の世界であった。

「味の店」はマニュアル店にやられてはいけないのである。
あのサッカーには結果を出さないと、シメシがつかない!

佐川印刷を迎えてのホームゲームは大きなヤマです。


4/29  2012プレナスチャレンジリーグ第4節
ACNPL 1-4 FC高梁吉備国際大学Charme(観客:204人)

やっと、初ゴール!

を見逃してしまった。

前節より前線にパスが繋がり、守備も踏ん張って見どころが増えました。どうしてもまとめて失点してしまう時間帯があるようですが、分散されてきています。
守勢の時間が多く苦労していますが、スピード鋭く抜け出せるFWの存在は大きな武器です。

より多くの得点を!


4/23

4/22  2012JFL 第7節 ACNP 3-1 MIOびわこ滋賀@南長野(1,914人)

木曜日の朝、長野駅前でMIO戦告知のビラ配りをしていたら、BJリーグのブレイブ・ウォーリアーズさんも最終戦のビラ配りをしていた。チラシを受け取ると開催日と開始時間が同じ。互いの健闘を願ったのであった。

試合開始30分前、上庭信号を通過時にメインスタンドアウェイ側を望むと、人影はまばらであった。
いっそのことスタンドの小脇に桜を植樹し花見がてらの観戦も可能にしたらどうだろうか。ちなみにこの時点で第一駐車場は満車です。

秋田と同様に厳しく素早くキャプテン大橋に詰め寄るMIOです。

MIOの攻撃はシャープで勢いがあり、サイドに視線を引きつけられ手薄となった空間から幾度かフリーでシュートを打たれます。こっち向いてボール持つ相手とゴール裏から対峙するのはヤな心持ちです。
ピンチは粗いシュートに助けられましたが、諏訪の正面に行ったドンピシャのヘディングは危険度Aであった。

ハーフラインより先で展開される我が軍の攻撃アプローチはよく見えなかったが、二点目のセンタリング&ヘディング・シュートは100m後ろから見ていても完璧だった。後で野澤の二得点ということが分かった。

後半は雨のピッチコンディションに苦戦していたようであったが、何より開始後に藤井が絶好機にヒョイと打ち上げてしまったのが転換点だったような気がする。

決定力の差でパルセイロの勝利。しかし3点のリードを得た後に電光石火の失点は、訳がわからなかった。

わずかな出場時間であったが、佐藤のボールタッチと攻め上がりが見られて良かった。

次節は二度目の西京極、今度は勝とう!


4/16

4/15  2012JFL 第6節 ブラウブリッツ秋田 1-2 ACNP
@秋田市八橋運動公園陸上競技場(1,358人)

今季初アウェー、権堂発3時のツアーバスで秋田に向います。

7時15分に山形県に入り、昨年と同様に「道の駅あつみ」で朝食です。ビールと念願の「刺身盛り合わせ」を注文しましたが、味わう余裕が無かったのが残念。新鮮な近海魚を慌ただしく胃袋に放り込みます。

10時30分に会場に到着。
屋台では煮込みや焼き鳥など酒のあてが多く売られていましたが、昨年のにかほ程郷土色が感じられず少々拍子抜け。また、酒どころでありながら肝心の酒類が販売されておらず、秋田サポーターの方も「売ってたり売らなかったり」ということで残念がっていた。こちらは延々と飲みまくりズブズブになったらまずいと自制心も働いていたので、いい調整になった。

アウェーは土地の言葉に触れる機会でもある。秋田サポーターの方はフレンドリーであり、ズバリの秋田弁で「今日はあんまり点を取らないでくれ」と言われました。

競技場は20,000人は収容可能ということで、ベンチシートを個別にしてあとはチョイと手を加えれば即Jリーグ規格であろう。今回はメインスタンドだけが解放されており、このスタンドだけで南長野二個分、8,700人の収容力というから大したもんです。箪笥も余裕がないと冬物が片付きません。

アップを終え、並ならぬ気迫で顔を紅潮させ、一旦控え室に戻ったパルセイロ・イレブンである。

試合開始、出足の鋭いパルセイロです。秋田の厳しいチェックに、ワイドにピッチを使った攻撃には至りません。しかし攻撃エリアを限定された中でも迷いのないパス&ムーヴで前進するパルセイロがガッチリと主導権を掴みます。
パスを通されても最終ラインで人数をかけて止ていた秋田ですが、向の先制弾は藤井のアシストを含め、狭い空間での確実なボールコントロール技術の積み重ねがもたらしたゴールであった。

守備的中盤の選手への甘いパスをさらわれカウンターを喰らう危機はありましたが、秋田の巨砲松田選手を小川・川邊がガッチリと抑え、空中戦もことごとく競り勝ちます。

後半も相手の前進を阻むことに成功していたパルセイロですが、セットプレーから同点弾を喰らってしまいます。ここでスタンドの空気がガラリと変わり、ホームの雰囲気に飲み込まれそうな厳しい状況に追い込まれました。スタンドの雰囲気がゲームを変えるというのは間違いではない。サッカー専用であれば尚更である。

押せ押せのホームの雰囲気の中、諏訪の飛び出しを突かれ絶望的なシュートを放たれますが、弾道の先には絶妙のポジショニングでゴールマウスに立ちはだかる川邊がおり、MVP級のクリア。わずか数秒の試合の大きな分かれ目に事なきを得ました。

田中恵太が入り前線のボール所持力がアップし、波状攻撃から勝ち越し。よく得点したと思います。

パルセイロはボールコントロールも良く安定していましたが、何が起こるかわからないというスリルに満ちた、アウェーを実感した中での勝利であった。

好調!次節三千人越えでホーム勝利を!


4/9

4/8  2012JFL 第5節 ACNP 5-0 横河武蔵野FC@南長野(2,788人)

昨年の今頃は梅が満開だったというのに、未だ薄氷が張っているという狂った朝っぱらであった。それでも昼には気温が上がり、南長野周辺の田畑地帯には長閑な空気が漂う。

駐車場入口付近の畑ではゴンゴンと「けぶ」が焚かれていたが、試合中は影響がなかったように思う。

試合開始とともに、飛ばしまくるパルセイロ・イレブンである。
その背後で待ち受ける横河武蔵野FWへジャストなボールが渡るという、昨年を思い起こさせる危険な場面が幾度かあった。しかし迷いなくボールを追う姿に、勝ちへの強い精神が感じられた。

栗原がJFL初得点を決め一安心。また、得点を決めるだけのために途中出場した田中恵太が得点したのは良かった。得点後、勇んでゴール裏に突っ走ってきたが、手前で引き返した。どうやら我に返り諸先輩に手を合せていたらしい。新加入選手の初得点の場に立ち会えることができ、格別である。

試合の分析、スタジアムの雰囲気も含めて通しの映像が見てみたい。

決定力の差で大勝したが、川邊と大橋のホームでの連続イエロー、寺田も怪我ということらしく、近い将来を案じてしまうが、それも楽しみの内としておきます。

こーゆー試合を見ると秋田さ行ぎでくなる。


4/1

4/1 練習試合 vs 日本体育大学(関東大学1部)@南長野(160〜180人)

起立。
礼。
バックスタンドに着席。

全3本ともサイドバックが上がれる/上がらせる連携/サイドチェンジが極めて少ない試合であり、先日のソニー仙台戦のプレイバックであったかのよう。

新加入選手のプレーを見る機会でもあったわけですが、二本目になるとディフェンシブ・ハーフの「パス・アンド・ステイ」、「ステイ・アンド・バックパス」ばかり。運動量が多いという認識のポジションであるが、保戸田と鯨岡の稼動位置はセンターラインの前後5mほどを共に平行という乏しいアイディア。ケーシー高峰ならば「これをホームステイと言う」で済むかもしれないが、「パス・アンド・ゴー」「パス・アンド・ムーブ」で前方へチャレンジして行くのがサッカーではないか。

そのような状態でありつつも、何度かボールを引き出し絶妙のタイミングで「えぐりの位置」までに走りこむ高野のプレーにパルセイロ・サッカーが甦った。

松尾、小川、川邊等、レギュラーでも練習試合で体を潰してボールをつなごうとする選手がいるのに、人任せ、ヘディングを競らない、足元でボールを待つ間に相手に取られる等、積極性のない新加入選手に午後3時過ぎの北風が沁みる。存在をアピールせず、ランニングを繰り返しているだけなのならばそれはフットボールではない。千載一遇のチャンスはものにしないとまずい。二人のTよ自分を出せ。無くても見つけて出すのだ!

4/8、華麗なるサイドチェンジが見たい。


3/25

3/25 2012JFL第3節 ACNP 1-1 ソニー仙台@南長野(2,359人)

ジーザス・クライスト!
危険地帯でのテリブリーなボール保持とキックミスの連続からのセットプレー失点であり、オウンゴールに等しい。あの時間帯は危険地帯で何度も、しかも軽々とボールをさらわれており、本当にJFLなのかと思った。「サ行」の選手達よ、奮起してくれ!

それにしても仙台のパスカットが目立った。試合の殆どはメインスタンド中央付近の狭いエリアでのせめぎ合いであり、仙台は90分通して要所だけをを抑えていた。

去年の成績は封印して、これからはフレッシュな気持ちで応援して行きたいと思う。

戻ってこいや1,026人!


3/19

3/18 2012JFL第1節 YSCC 1-2 ACNP@三ッ沢(1,436人)

年度末地獄とグラスゴー・レンジャ−ス的財政難の渦中にあり、1995年3月の「横浜F vs 浦和」以来の三ッ沢行きを断念。

ストリーミング中継があるというので展開してみると、白いのと青いのがモヨモヨ動いており、ボールの有処が不明だったが、歓声はよく聞こえた。パルセイロファンの歌声と、YSCCの観客からの反応がゲーム進行を掴む頼りとなった。
先制したもののYSCCの観客から沸き起こる声援に心がかき乱されます。不安要素が大きくなっていく中で想像力を駆使するのはまことに疲れる。精神的にわりい。サッカーは現場で見るに限る。
後半は前半よりYSCCファンのどよめきは少なくなったが、今日は引き分けてしまうかもと肺の奥底がドーンと重くなった中、突然のパルセイロ・ゴールに気が狂った。

次節ホームゲームの好天を祈る。


3/14

3/11 2012JFL第1節 ACNP 4-0 藤枝MYFC@南長野(3,386人)

久し振りに得点の入った試合。藤枝さんのアウェーではこのように行かないとは思いますが、プロ3人衆の活躍もあり、終了後は「強い相手とやりたい!」と欲が出ました。
JFLの本寸法ではなかった先シーズンの終了から、先日の開幕まで実質4か月はあったものの短く忙しかった。また、今年はプレシーズンマッチを見ることなく本番を迎えた。
クラブは準加盟申請をして、アンビシャスなJリーグの要求に対する諸々の不足(?)から審議継続となった。
藤枝戦を観て、ゴール裏やアウェー側の空きスペースから、南長野は4,000人は収容する能力はあると確心したが、なにしろ柵のパイプが目線の位置にあったり、まんま通路のゴール裏、トイレが少ないなど施設機能としては3,000人すら対象になっていないところが痛ましい。
南長野を改修するのなら一発でJリーグ規格をこさえるより、毎年コツコツと改修して興行向けにグレードを上げていくのも手だと思う。
何にしろ、ひたすら首長の決定を待つというのはよろしくないと考える。
待っていたらいつまでもやってこないかも知れぬ。善光寺御開帳に併せてか、2016年という数字は提示されてはいるが、その通りだとしても想像以上に長い時間となるであろう。

ドスコイドスコイもちろん前倒しを狙う!